リボ払い専用クレジットカードのメリットとデメリット

日本では、リボ払い自体が浸透していない傾向があります。リボ払いイコール借金というイメージを持っている人が多く、たとえばアメリカではカード決済といえば普通はリボ払いですが、日本では消費者の抵抗感があるため、なかなか浸透しない事情があります。

特典が多いのがメリット

そのため、クレジットカード会社はリボ払い専用カードを発行して、契約者への特典を多数用意して、普及に努めています。若者を意識し、人気のあるアニメやゲームのキャラクターを使ったカードを積極的に発行しています。こういったカードはデザインが凝っていたり、カード発行時だけの特別なアイテムが入手できたりするため、マニアの間で人気が高まっています。

また、リボ払い専用クレジットカードは、信販会社が普及させるために特典を数多く盛り込んでいます。たとえばカード利用時につくポイントの還元率を高めています。通常のポイント還元率が0.5%であるのに対して、リボ払い専用カードだけ1%の還元率にしているカードがあります。倍の還元率ということになります。また、年会費の面でも優遇しており、通常のカードでかかる年会費を安く、もしくは無料に設定しています。

そのうえで、高級カードなどに付帯されている海外旅行傷害保険やショッピング保険などを付帯しているものがほとんどです。信販会社としては、アメリカ型のクレジット社会となってくれることを望んでおり、このようなメリットを数多く盛り込んで顧客の獲得に努めています。

デメリットは利息手数料が高くなりがちな点

リボ専用クレジットカードは、リボ払いにありがちなデメリットがそれなりにあります。たとえば、毎月一定の金額が引き落とされるだけなので、借金をしているという感覚を持ちにくくなるということです。支払える額よりも多額の買い物をしてしまうことがあり、いつまで経っても借金が減らず、事実上の利息である利息ばかりを取られるばかりということになりがちです。

なかには、リボ払いによって多重債務に陥るというケースもあり、利用には注意が必要です。ほとんどのクレジット会社は、顧客向けの個人の利用履歴を見ることのできるインターネットのサービスを展開しており、まめに確認しながら上手な利用をしていくことが必要です。

リボ払い専用カードは多くの特典や付帯サービスがあるため、魅力的ですが、借金を負うことでもあるため、利息を払い続けなければなりません。たとえば、リボ払いの返済額を毎月1万円に設定して9万円の買い物をすると、利息を含めると10回にわたって支払うことになり、利息の合計は6000円以上になります。9万円を3回の分割払いすると、利息は2200円ほどで、約3倍の違いが生まれてしまいます。

参考|リボ払いの計算方法、シミュレーション
参考|リボ払いの危険性について

こうした利息の支払を無駄だと考えるのであれば、月の返済額を高めに設定するという方法があります。たとえば、20万なり30万なりに設定しておけば、普通の買い物をしている分には、事実上は翌月1回払いのクレジットカードと変わりません。

また、ほとんどのリボ払い専用クレジットカードでは、インターネットの手続きで利用残高を一括払いにすることができます。

参考|リボ払いの一括返済・一括払いは可能?