リボ払いとは

リボ払いとは(リボルビング払いの略)、毎月、指定された一定の金額を返済していく支払い方式です。返済額が一定なので、毎月の支出が一定になり、使ったお金を把握しやすく計画的な利用が出来るというメリットがあります。一方、分割払いとは違いクレジットカード利用残高全体に金利・利息手数料がかかりますので、使えば使うほどリボ払いの手数料も増えていくというデメリットがあります。

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リボ払いの種類

一口にリボ払いといっても、その種類は様々です。どの種類の返済方式であっても、毎月、一定の金額を返済していくことは決まっていますが、細かく分けると非常にわかりにくいですが、順に解説していきます。

まずは以下の4種類を覚えましょう。

元利定額リボルビング方式

元金の返済額と金利手数料の合計額を固定して、毎月返済していく方法です。

元金の返済額+金利手数料=1万円となるように、毎月返済をします。毎月の支払金額は一定というメリットがありますが、クレジットカード全体の利用残高が増えると、1万円の内訳の中身(元金の支払+金利)のうち、金利の割合が増えますので、元金の返済ペースは遅くなるというデメリットがあります。

元金定額リボルビング方式

元金の返済額を固定して、それに金利手数料を上乗せして返済する方式です。

元金の返済額1万円+金利手数料=1万●●●●円となります。元金の支払額が一定なので、10万円の買い物をして1万円の10回払いにした場合、必ず10カ月で返済が終わるのがメリットです。

ただし、元金の返済に充てる1万円に上乗せされる毎月の金利手数料は、利用残高に応じて増減しますので、たくさんお買い物をした月には返済金額が増えてしまいますので、毎月に支出が把握しづらいのがデメリットです。

元利定率リボルビング方式

利用残高+金利手数料の合計に対して一定の割合で返済をする方式です。

50万円の利用残高があり、金利手数料が5万円とした場合、合計の55万円に対して、利率が10%だとすると5万5千円を返済するというものです。利用残高が増えれば、それに応じて返済額も増えます。

元金定率リボルビング方式

利用残高に一定の割合をかけた金額を元金の返済に充て、それに手数料を上乗せして支払う方式です。

50万円の利用残高があり、金利手数料が5万円とした場合、仮に利率が10%であれば、50万円の10%である5万円を元金の支払いに充てられ、それにプラスして利息手数料5万円を返済する形になります。つまり毎月の返済額は、この例の場合は10万円となります。

4種類の返済方式に残高スライド方式を掛け合わせる

まず、残高スライドについてご説明します。残高スライドというのは文字通り、ご利用残高に応じて、返済金額を増やしたり減らしたり、もしくは返済の割合(%)を増やしたり減らしたいする方式です。

利用残高に応じて、返済金額がスライドするのが「残高スライド定額方式」、返済の割合がスライドするのが「残高スライド定率方式」と言います。

つまり先ほどの4種類の返済方式に加えて、さらに残高スライド方式が追加される場合とされない場合の2パターンありますので、合計8種類の返済方式が存在するということです。

元利定額リボルビング方式

残高スライド元利定額リボルビング方式 New

元金定額リボルビング方式

残高スライド元金定額リボルビング方式 New

元利定率リボルビング方式

残高スライド元利定率リボルビング方式 New

元金定率リボルビング方式

残高スライド元金定率リボルビング方式 New

リボ払いと分割払いは何が違うの?

リボ払いと分割払いの大きな違いは、商品ごとの支払であるか、クレジットカード利用全体での支払であるかです。

分割払いの場合は10万円の商品Aを購入した場合、10万円の10回払いであれば、月々1万円+手数料の返済になりますが、これはあくまでもこの商品に対してのみ適用されます。つまり、別の日に商品B(20万円)を一括払いで購入しても、商品Aの返済額は月々1万円+手数料のままです。もちろん商品Bは一括払いで購入していますので、商品Bに対する分割払い手数料は取られません。

しかし、リボ払いの場合は、商品A(10万円)を購入した翌週に商品B(20万円)を購入したとすると、クレジットカード全体の利用残高に対して手数料が取られますので、商品A+商品Bの合計金額である30万円に対して手数料がかかってきます。これがリボ払いの怖いところです。

リボ払いの金利をシミュレーションしてみた

JCBのリボ払い金利計算シミュレーションがあったので試してみました。

http://www.jcb.co.jp/life/revo/sim/index.html

2016年1月、10万円のお買い物をして元金の支払いを月々10000円に固定(元金定額リボルビング方式)、実質年率15%として試算を出してみました。

支払日 元金返済 手数料 支払総額
2月 10000 1068 11068
3月 10000 1072 11072
4月 10000 1019 11019
5月 10000 863 10863
6月 10000 764 10764
7月 10000 616 10616
8月 10000 509 10509
9月 10000 382 10382
10月 10000 246 10246
11月 10000 127 10127
お支払い元金:100000円
お支払い手数料:6666円
お支払い合計金額:106666円

このシミュレーションを見れば、支払後の残高によって金利手数料が決まり、支払元金である1万円に上乗せされた形で毎月支払っていくことになることがわかるかと思います。

このシミュレーション通りに返済ができたとして、10万円の買い物に対して、合計6666円の利息手数料がかかっていることがわかります。一見、10カ月で6666円の金利なら安そうに思えますが、実際には、こんなに綺麗にシミュレーション通りに返済ができるわけではありません。

先ほども説明した通り、金利手数料はクレジットカードの利用残高全体に対してかかってきますので、1月に買い物をして、返済が終わる11月まで、このクレジットカードで全く買い物をしなければ、金利手数料は6666円ですが、そんな人はいないでしょう。

旅行に行ったり、誰かの誕生日プレゼントの購入することもある可と思いますが、その都度、一番右の列の残高が増えていきますので、返済額は1万円で固定されたままですが、金利手数料と支払回数ばかりが増えていき、最終的には返済ができなくなってしまう可能性があるのです。

残高が減って金利が減るということは、残高が増えれば金利も増えるということです。
その為、一向に商品の元金・残高が減らず、金利や利息手数料だけを延々と払い続けることになるのです。これがリボ払いの一番危険なところであり、ここが入り口となって借金地獄に落ちてしまう人も多いので決して他人事ではありません。

リボ払いが危険と言われる理由

さて、ここからが当サイトのメインテーマです。既にお気づきかもしれませんが、リボ払いは便利な反面、非常に危険な一面も持っているのです。

リボ払いは借金という意識が無いから危険

リボ払いを全否定するつもりは全くなく、上手に利用すれば非常に便利なものであるとは思います。クレジットカードのリボ払いを利用して何かお買い物をしようとしている人に、まず知って頂きたいことは、リボ払いといっても、それは立派な借金であるということです。

リボ払いというのはあくまでも借りたお金の返済方式のことです。クレジットカード自体が借金なのです。決済をした時点では、あなたは1円も現金を支払っておらず、後日、銀行からの引き落としで支払うのですから借金であると考えて間違いないでしょう。

リボ払いのCMでは、ご利用は計画的にと言わない

カードローンや消費者金融は借金であり、リボ払いも借金であるのですが、カードローンのCMでは「ご利用は計画的に」といったフレーズで注意喚起がなされるのに対して、リボ払いのCMにはかわいらしい芸能人が出演して、かわいらしいキャラクターがいかにもクリーンなイメージでリボ払いを勧めていますが、事実上の借金であることに変わりはありません。

それなのに、借金というマイナスなイメージが付くことなく、多くの人が気軽に利用してしまうのが実態です。

リボ払いの危険性まとめ

・ リボ払いとは、毎月の支払元金に金利を上乗せして支払う方法である
・ 金利は残高と年率によって決まる為、買い物をするたびに残高が増え、金利も増える
・ 一見、お得に見えるが、複数商品の購入で残高が増えると金利手数料も膨大になる
・ リボ払いもカードローンも消費者金融もすべて借金であることに変わりない
・ リボ払いがキッカケで借金地獄に陥る人もいるくらい危険なものと心得よ
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